知ってる?シェアハウスの歴史

ガイジンハウスの立ち上げ
日本で一番最初のシェアハウスは1980年代にできた練馬区にあるYハウス(仮名)である、と言われています。
その後、いくつか後を追うようにオープンするのですが、多くは海外滞在経験のあるオーナーが諸外国でルームシェア、ハウスシェアに居住していた、という経験のもと、当時の日本は外国人がアパートなど賃貸物件を借りるのが困難であったという状況を踏まえ他国にあるような"外国人でも滞在できるシェア物件"を開業しよう」と考えたと思われます。
つまり国外から日本に来ている外国人がメインの滞在施設だったので「ガイジンハウス」と呼ばれていました。
ゲストハウスとして
2000年代になり、そのような共同生活が少しずつ認知され始めます。
それと同時に日本人の入居者も増えたため、「ガイジンハウス」は「ゲストハウス」という呼ばれ方をするようになりました。
しかし、一般的に「ゲストハウス」はバックパッカーが数日滞在する短期宿泊施設のことを指し、混乱を招く要因にもなりました。
(注:短期宿泊施設は旅館業・簡易宿泊業の認可を取らなければならない。今でいうシェアハウスは中長期滞在型の施設であるためそれらの認可は必要ないが、それは短期滞在者を泊めてはいけない、ということになる)
シェアハウスの認知度向上
=つづく=